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「関連レコード一覧表示プラグイン」の使い方。~設定詳細とCSVファイル出力~【Focus U powered by kintone】

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目次


関連レコード一覧表示プラグインとは?

このプラグインの特徴を表すと、大きく2つの機能で説明できます。1つ目はアプリ内に設定した関連レコードを一覧ビューに表示させることができること、2つ目はその一覧ビューに表示したデータを、関連レコードも含めてCSVファイルとして出力することができること、です。
このメイン機能のほかにも細かな機能をいくつも搭載していますので、設定詳細や留意点も交えながらご紹介していきます。
すでに「関連レコード一覧表示プラグイン」をご利用中の方も、これからご利用になる方にも、このプラグインの良さを知っていただければ嬉しいです。

【関連レコード一覧表示プラグインの製品紹介ページはこちら】

利用頻度の高い関連レコード

kintone標準機能でよく使われる関連レコードは、多くのアプリで利用される人気の機能です。1つのアプリに関連レコードが複数存在することも珍しくありません。

【アプリ内に複数の関連レコードが存在】
「見積履歴」と「問い合わせ」がそれぞれ関連レコードとして紐づけられている。(赤枠部分

画像1.png

このアプリに設定されている関連レコード「見積履歴」と「問い合わせ」を一覧ビューに表示させてみます。
(以後、関連レコードのデータには[関連]と表記します。)
見積履歴[関連]のキーコードは案件No.、問い合わせ[関連]のキーコードは顧客コードをそれぞれ設定しています。
余談ですが、この画像では「タブ表示プラグイン」を利用して、関連レコードをタブで区切って表示しています。
詳細画面上での縦スクロールを極力抑えてすっきり見やすく管理することができます。

【タブ表示プラグインの製品紹介ページはこちら】

【メイン機能1:表示】複数の関連レコードを一覧に表示させる

まず設定方法の詳細をご紹介していきましょう。
プラグインの設定画面で、一覧ビュー(カスタマイズビュー)ごとに複数の表示設定を保存しますが、それら既存設定をコピーすることも可能です。
一覧ビューへは「表示枠」ごとに、表示枠の1から順に一覧ビューの左に表示していきますので、一番左に表示したいフィールドを表示枠1に設置する、ということになります。
ただし、同じ表示枠に通常フィールドと関連レコードを混在させることはできないので、いずれかを選択して設定していきます。
枠内に設置したフィールドは、ドラッグして自由に並び替えしながら設定することができます。
では、表示枠1に通常フィールドを設置し、表示枠2、3には関連レコードを設置していきたいと思います。

画像2_設定画面(1).png

表示枠2には見積履歴[関連]を、表示枠3には問い合わせ[関連]を設定します。
「関連するレコード条件」でキーフィールドを選択すれば、キー設定している関連レコードが自動的に絞り込まれて選択候補に表示されます。
表示枠2では、「関連するレコード条件」の右で、『表示』に✓をつけず、関連レコード表示の箇所で、『アプリを表示』には✓をつけておきます。
対して表示枠3では、「関連するレコード条件」の『表示』に✓をつけ、関連レコード表示の『アプリを表示』では✓をつけずにおきます。
こちらの違いについては後ほど、一覧ビューの見え方で詳細をご案内します。

画像3_設定画面(2).png

設定した表示枠を移動して(組み替えて)、一覧ビューへの表示順を変えることも可能です。
移動したい表示枠で、「他の表示枠へ移す」ボタンを押して、移動先の表示枠を選択してください。
ただし、移動先の表示枠にすでに設定がされている場合には、そこに上書きされますのでご注意ください。
上書きしたくない場合には、必ず空の表示枠を作成しておき、それを移動先に指定してください。

画像4_設定画面(3)_移動.png

一覧ビュー画面に表示させる

いよいよ一覧ビューに表示してみます。
関連レコードを表示させるカスタマイズビュー(設定画面で選択したもの)にビューを切り替えます。
一覧ビューの左から順に、表示枠1、2、3...の順で設定した各項目が表示されます。

表示枠1:通常の項目  表示枠2:関連レコードの項目(見積履歴)  表示枠3:関連レコードの項目(問い合わせ)

画像5_一覧画面(1).png

ここでヘッダーの色に注目してください。ブルー色に濃淡の違いがあるのに気づきましたか?
実は、通常フィールドと関連レコードフィールドで色が異なっていて、前者は濃いブルー、後者は薄いブルーで示されています。一目で違いが分かりますよね。
さて、ここで設定時の✓のお話をしましょう。表示枠2と3では異なる設定をし、その結果が一覧ビューに反映されています。

表示枠2:「関連するレコード条件」の『表示』に✓なし。「関連レコード表示」の『アプリを表示』に✓あり。

関連レコードで参照しているアプリ名とアプリIDがヘッダー部に表示されている。(黄色枠
アプリ名が表示されているこのヘッダー部をクリックすると、該当アプリがブラウザ別タブで開きます!

表示枠3:「関連するレコード条件」の『表示』に✓あり。「関連レコード表示」の『アプリを表示』に✓なし。

関連するレコード条件で指定した項目名が表示される。(赤色枠

いかがでしょう?細かな機能ですが、一覧ビューの見え方や関連レコードの確認などが効率的に行えるのではないでしょうか?かゆいところに手が届く、そんな細かい機能を実装しております。

一覧ビュー上で可能な操作

そのほかにも一覧ビュー上で様々な操作ができます。
・レコード詳細を確認する場合には、レコード右にあるレポートアイコンをクリック。そのレコードの詳細画面がブラウザ別タブで開きます。
・データを昇順、降順で並び替えたい場合は、ヘッダー項目名をクリックすればデータが並び替わります。ただし、関連レコードの項目では並び替えができませんのでご注意を。
・列幅を調整したい場合には、ヘッダー項目名の◀▶部分をドラッグして自由に幅調整が可能です。
・CSVデータの出力は、画面の「CSV出力」ボタンを押してください。表示されている並びの通りのCSVファイルがエクスポートされます。

画像6_一覧画面(2).png

【メイン機能2:データ出力】一覧をCSVファイルで出力できる

もう一つのメイン機能、CSVファイル出力を実行します。
一覧ビューに表示されたままの内容がCSVファイルでエクスポートされます。
いざ、「CSV出力」ボタンを押して実行!
ただし、この出力機能を利用するためには、このプラグインを設定しているアプリのアクセス権で、「ファイル書き出し」権限を持っている必要があります。
この権限がないと「CSV出力」ボタンが無効化しますのでご注意ください。(ボタンの色が濃いグレーになり、押すことができません。)

画像7_一覧画面(3)_CSV.png

出力されたCSVファイルを確認する

出力されたCSVファイルを確認してみます。
一覧ビューと同じ並び、同じ内容で出力されています。

画像8_CSVファイル(1).png

CSVファイルのデータ内容について補足をしておきます。
黒枠部分をご欄ください。今回のアプリでは、この部分が1レコードになり、そこに2つの関連レコードが紐づいて出力されています。
レコードに複数行の関連レコードが存在する場合、同一レコード2行目以下の通常項目部分は空白のまま出力されます。(緑色部分
関連レコードは最も多い関連レコード数に合わせて表示・出力されるため、最大数に満たない関連レコード一覧部分では空白となります。(黄色部分
(※補足説明のため出力CSVデータを一部加工)
CSVデータご利用の際には、上記にご留意いただきお使いください。

画像13.png

「関連レコード一覧表示プラグイン」導入メリット・効果は?

(1)関連レコードを一覧画面に表示してデータを俯瞰する

個別に詳細画面から確認するのではなく、一覧画面上でデータ全体を俯瞰できるようになります。

(2)関連レコードをCSVファイルでエクスポートできる

関連レコードをCSV一気に出力できるので、データの二次加工にも効果絶大。

(3) プラグインの導入で完結

個別の開発不要(もちろんプログラミングなどの専門知識も不要です)で素早く簡単に導入できます。kintoneで業務改善、DXはこのプラグインの導入で実現しましょう!

プラグインご利用の道しるべに。

いつも当社製品へのご意見、ご要望をいただいており大変感謝しております。
関連レコード一覧表示プラグインVer.3では、可能な限りご要望にお応えし多くの機能改善を行いました。
関連レコードの複数対応、一覧ビューでの列幅調整、並び替えの対応などなど。
今回のバージョンアップがゴールではなく、製品の改善、品質向上に努めて参りますので、
引き続き貴重なご意見をいただけるとありがたいです。
このブログがプラグインご利用の道しるべになればと願っております。
それではまた次回もお楽しみに。

関連レコード一覧表示プラグインの無料トライアルはこちら

Focus U powered by kintoneでは、関連レコード一覧表示プラグインの無料トライアルをご提供。無料トライアルで、実際の操作感をご確認いただきながら導入をご検討いただくことが可能です。
「関連レコードを一覧画面に表示したい!」という方は是非、お気軽に無料トライアルをご活用ください。

Focus U

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